ぬくもりを取り込む
吹き抜けの家

群馬県高崎市にある、SE構法によって建てられた「吹き抜けの家」。その美しい施工例と共に、施主の想いや建築会社を紹介していく。

空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
空間全体の抜け感が
間口のコンパクトさを緩和
icocochiの吹き抜けの家
icocochiの吹き抜けの家
icocochiの吹き抜けの家
icocochiの吹き抜けの家
icocochiの吹き抜けの家
icocochiの吹き抜けの家
建築会社
icocochi(渋沢テクノ建設株式会社)
高崎のSE構法登録工務店
icocochi(渋沢テクノ建設)
icocochi(渋沢テクノ建設株式会社)

高崎市・前橋市を中心に家づくりを行う、「icocochi(いここち)」のスタートは1978年から。高崎市内におけるSE構法登録工務店、重量木骨の家プレミアムパートナーとして、強固でハイセンスな木造住宅を手掛けている。

icocochi公式HPへ

電話で問い合わせる

icocochiスタッフが語る、
いここちのいい家づくり

高崎という土地に縁がないなか、理想の家づくりのイメージに近いことからicocochiに辿り着いた施主。

駅近の敷地を購入したものの、住宅街であるため周囲を既存の家に囲まれ、間口の狭さや採光の確保など検討しなければならない課題が多々あった。課題をクリアするためにicocochiが提案したのが、大きな吹き抜けと大きな窓により家族の気配を感じられる家だ。

まず採光については、室内の奥まで光が入るように吹き抜けの高窓から日光を落とすよう設計。室内を白で統一し、光の反射で更に部屋全体を明るくした。

大きな吹き抜けを設ける懸念点としては、2階のスペースが少なくなってしまうこと。icocochiは2階のスペースに天井高さ140cmのウォークインクローゼットを設け、その上に夫婦の寝室を作った。夫婦の寝室はスペースだけではなく、2階にある水周りと家事導線、お子様との距離感も考えて設計している。そのため、お子様部屋から夫婦の寝室までの段数が少なく、スペースを活用したことで結果的に家族の距離が近くなった

そのほか、施主から「窓から庭の木を眺めたい」と要望が。住宅街であるため敷地の南側にはすぐに家があるものの、ずっとではないが日が差す時間があった。そこに窓を配置して、窓のすぐ外に1本の木を植え、木が見える位置にダイニングテーブルを配置。「お施主様のご要望どおり、食事のときに木が眺められるようにしました」とicocochiスタッフ。少しでも密集地の窮屈感を感じさせない、icocochiならではの気遣いだ。

敷地にデメリットがあっても諦めない、施主が気に入った敷地で楽しく暮らせる家を提案できた事例と言えるだろう。

icocochi公式HPで
施工例をさらに見る

電話で問い合わせる

icocochi施主が語る、
いここちのいい暮らし

icocochiで吹き抜けのある家を建てた、畑さん一家にお話を伺った。吹き抜けの家にしたのには、ご主人のこだわりと土地の影響があったという。詳しく話を伺った。

縁もゆかりもない高崎で果たしたicocochiとの出会い

icocochi畑様

見上げんばかりの吹き抜けと大きな高窓から差し込む温かい光、ステップに木材を配した黒いスチール製の階段…。写真撮影用のハウススタジオのようなおしゃれな家に住むのは、4人家族の畑さん一家。

元々、東京に住んでいた畑さん一家だが、ご主人の新潟転勤をきっかけに家を建てることに。候補地の条件は、転勤先の新潟に近く、しかし首都圏にも通勤可能なエリアを検討。最終的には、ご両親が新潟にいることも動機となり、高崎へ引っ越すことを決めた。

高崎でいざ土地を探すと、車社会であるゆえに駅周辺の土地は宅地ではなく駐車場ばかり。やっと見つけた土地は、高崎の基準だと狭いということもあってか、駅から徒歩圏にも関わらず、ぽつんと売りに出されていたそうだ。

「住宅街なので周りを家に囲まれていて、採光とプライバシーの確保が課題でした。実家に吹き抜けがあるので、採光を確保するのに吹き抜けが適していることはわかっていました。家を建てるなら、リビングに吹き抜けを設けることはマストで考えていましたね」とご主人。

狭小地かつ住宅街という土地に、理想とする吹き抜けの家を建てられる高崎の住宅会社を探し悩んでいた畑さん一家。いくつかハウスメーカーを見学した後に、「地元のハウスメーカーも見学してみるか」とたまたまicocochiモデルハウスに訪れ、SE構法の魅力に一目ぼれしたという。

ちょっと背伸びをしてでも叶えたかった開放感

「自由な間取りが可能なSE構法であれば、土地の条件を気にせず吹き抜けの家を建てられると感じました。icocochiが建てる家の開放感は、ほかのハウスメーカーでは実現できないのでは。icocochiのモデルハウスも建築中の家も見ましたが、必ず吹き抜けがあった。それがいいな、と。リビングからの仕切りのない空間もicocochiならではだと思います」と、ご主人は話す。

設計の自由度が高すぎるが故に坪単価にバラツキがあり、担当者が回答に苦慮していたのが気になった。しかし「つまらない家を建てるくらいなら、ちょっと背伸びをしていいかな、と。帰宅したときに『良い家だな』と心底思えた方が納得できると思いました」と、ご主人は決断の背景を語った。

家づくりのベースとなった間取りは、ヒアリング時にicocochiの担当者がささっと描いた図から大きく変わっていないという。それだけ完成度が高かった。

「icocochiはどんなリクエストでも一生懸命応えてくれます。土地の狭さ以外の理由で断られた記憶はありません。技術的な観点から、『こうするとこんな結果になりますがどうしますか』という相談は受けますね。根拠が明確なので、判断しやすかったです」とご主人は語る。

家族みんなにとっての「本当に良い家」が完成

icocochi吹き抜けの家

新居が竣工して1年半。キッチンや寝室、子供たちの遊び場になっている秘密基地めいた階段の下のスペースなど、スキップフロアで空間にメリハリを利かせた設計で家族みんなが大好きな家となった。もちろん、大きな吹き抜けによって光が差し込むリビングが、ご主人にとって一番のお気に入りの場所になったことはいうまでもない。

それまでマンション暮らしだったことから、戸建ての管理に不安を感じ、庭の手入れなど外構のメンテナンスに負担がかからないことを希望していた奥さま。あえて庭を造らずに、白い石で家の周りを敷き詰めたおしゃれなicocochiからの提案に満足しているという。メンテナンスについてもすぐにicocochiへ相談ができるので、「心配しすぎでした。ほぼメンテナンスフリーの状態で快適です」と嬉しそうに語る。

ご主人の単身赴任先である新潟から高崎までのアクセスは、新幹線で1時間ほど。毎週金曜日になると我が家に帰ってくるご主人は、お気に入りのリビングに身を沈めながら「本当に良い家だな」と毎日幸せをかみしめているという。

開放感を生み出すicocochi「吹き抜け」の魅力

icocochi吹き抜けの家
採光の確保にも役立つ吹き抜けだが、その他、どのようなメリットがあるのだろうか。また、住宅の建築に取り入れる際に気を付けるべきポイントとは。

吹き抜けで狭さを感じさせない空間づくりが叶う

立体的な奥行きと豊かな開放感をもった空間を演出したいなら、住居に吹き抜けを取り入れることをおすすめしたい。縦方向に拡張する吹き抜けに、大開口の窓やトップライト、ハイサイドライトを併設することで、自然光が部屋の奥まで差し込み、四季を通じて日の光に溢れた生活を叶えられる。

新居の建設予定地に限られた面積しかない場合であっても、吹き抜けを効果的に取り入れることで、視線は縦方向へと誘導され、狭さを感じることがない空間を作り上げることが可能だ。

吹き抜けを設ける方角には十分な打ち合わせを

吹き抜けを取り入れたいと考えるなら、どの方角にむけて吹き抜けを設けるかはまず考慮したい重要なポイントだ。一般的に人気なのは、日中を通じて太陽光が優しく差し込む南向きと、朝日が直接差し込む東向きだろう。

西向きの吹き抜けは、西日の厳しさから嫌厭されることが多いが、思い切って、二階床を窓に沿って設置し、窓を上下に分断することで、日差しの強さを和らげながら住居の最奥まで太陽光を差し込ませることもできる。

日当たりの悪さから避けられることが多い北向きの吹き抜けであっても、反射光を利用出来る場合には、思いのほか快適な空間を作り出せる。実際に家を建てる際には、描いている住居のイメージを設計士へしっかりと伝えよう。

開放感があるからこその吹き抜けの懸念点とは

開放感と立体感を演出する吹き抜けだが、他方で、天井高があまりにも広いとかえって落ち着きのない空間となる場合も。天井の低い部分を意図的に設け、メリハリのある空間づくりを心がけたい。

例えば、思い切って2m程度にまで天井高を落した部分を設れば、吹き抜けのもたらす開放間や立体感を強調しながら、同時に落ち着きのある空間を作り出すことができるだろう。

また、自然に視線が上部へと誘導される吹き抜けだけに、トップライトやハイサイドライトを設置し、空を眺めらるような仕掛けを用意しておくと、視線が自然と空へと抜けて、非常に気持ちが良い。トップライトやハイサイドライトは、高所に滞留する熱気を逃がす窓としても使用できるため、夏場の暑さ対策としても活用したい。

icocochiが伝えたい、吹き抜けの家の良さとは?

吹き抜けの家そのものの特徴やメリットは、どういうところにあるのか。また、デメリットやそれらに対する処置は?あらためてみてみよう。

「吹き抜けの家」のメリットは?

吹き抜けの家とは、そもそもなんだろうか。基本的には、建物内部の1階から上階のあいだに天井があえて取り付けられておらず、それゆえに上下の階が隔たりなくつながっている。そうしたつくりの空間のことを「吹き抜け」構造と言う。吹き抜けの構造にされる空間は、ときには複数の階に跨ることもある。するとその空間には、思わずあっと驚いてしまうような「開放的な広さ」「高い採光性」「風通りの良さ」といった、まさに「吹き抜けの家ならでは」と言うべき様々なメリットを感じられることだろう。そこでまずは、吹き抜けの家のメリットについて解説してみよう。

吹き抜けは部屋を広げる

吹き抜けの家が求められる理由は、なんと言ってもまず、その「開放感」にある。思わず見上げてしまうような、高い天井。これこそは、1階と2階が連続することで得られる、吹き抜けの家の最大のメリットと言えるかもしれない。

この開放感は「視線の抜け」による効果だ。もちろん、「吹き抜け」構造にすることで、空間は実際に広がる。しかし、通常の高さの天井よりも顔を上げて見上げる高さに天井がある吹き抜けの家では、「視線の抜けが良くなる」という視覚的な効果が発生するため、実際の広さよりもさらに広い、ダイナミックな空間に感じられるようになるのだ。宅地面積に余裕がとれない都市部などで吹き抜けの家に人気が集まるのは、こうした効果が期待されるからである。

吹き抜けは部屋を明るくする

吹き抜けの家は明るい、というイメージを持っているのではないだろうか。イメージだけでなく、実際に通常の間取りよりも高い場所にある上階の窓から、自然の光を取り入れること部屋の隅々まで自然な光が行き渡るように設計がされているからだ。そのため高さがある窓からさす光は、部屋の奥まで行き渡る。人工的な光ではない自然の温かみのある光が室内を余すことなく包んでくれる。よく家づくりでは「家の隅々まで日の光があたる家にしたい」という声が聞かれる。そのような自然な光が行き渡る家を実現する方法として、吹き抜けの部屋を置くのも選択肢に入れてみると良いだろう。吹き抜けの家であれば、家が南向きでなくとも自然光が取り入れられ、周囲の建物に光を遮られる場合でも、その高い採光性を活かすことができる。実際、天窓を設けることができれば、時間帯にかかわらず光を家の中に取り込みやすくなる。電気代の節約という点でも期待できるし、夜になれば、その天窓から星を眺めることも可能だ。

風通しの良さも魅力

吹き抜けの家は風通しが良いのも想像できるのではないだろうか。もちろん、家の立地や間取りによっても変わってくるが、吹き抜けは家の自然換気性能に対してプラスに働く効果があるため、通常の住宅よりも風通しがより自然に良くなる。吹き抜けの空間があれば、低い場所にある窓から高い場所にある窓へと空気が流れて行く。だから、吹き抜けの部屋は家の風通しを改善してくれるのである。

モデルハウスなどで、シーリングファンが天井に設置されている吹き抜けの部屋を見た方もいるだろう。これは高い場所にある空気を攪拌させるために設置されたもので、空間の空気をいっそうよく循環させることができるようになる。吹き抜けの部屋をより快適にしてくれるため、ぜひ取り入れてみてほしい。

吹き抜けは家族を近くする

吹き抜け構造は、上下の階の隔たりをなくし、連続した空間にする。これによって可能になるのは、家のどこにいても家族の気配を感じやすくなる、ということである。つまり、「吹き抜けは、家族の距離をより近くしてくれる」と言うことができるのだ。

部屋と部屋を仕切る壁のような天井が、吹き抜けによって取り払われれば、家の空間にゆるやかな連続性が生まれる。1階と2階、場合によってはそれ以上の階がつながってひとつの空間になれば、家のどこにいても家族の声が聞こえたり、気配を感じたりすることができるようになる。子どもが大きくなるにつれて家族の時間も取りづらくなるものだが、吹き抜けの家であれば家族がお互いを感じやすい。間取りによっては、吹き抜けに面している廊下などのスペースに、ささやかな団らん用のテーブルや椅子を設けることもできるだろう。吹き抜けを見下ろすスペースは眺めも良いから、勉強をしたり、本を読んだりするちょっとした書斎にしてしまうことも良いものだ。

吹き抜けは家をお洒落にする

吹き抜けがある家は、明るいし風通しがよい。しかし、それだけではない。お洒落なのだ。これは当然のようにも思えるので、なかなか見逃されがちなメリットと言えるかもしれない。

吹き抜けの空間は開放感があるため、家全体が広く感じられるようになるデザイナーズハウスなどでも、よく吹き抜け構造が採用されているが、その理由は、お洒落な家づくりを考えるとき、吹き抜けは非常に有効なアイディアだからである。明るくて開放感がある吹き抜けの空間をつくり、そこにマッチする家具や雑貨を設置していけば、スタイリッシュな空間が実現する。吹き抜けは家のなかでも中心的な空間になるため、家全体の雰囲気の基調となり、より印象深い家になるのだ。

リビング階段もお洒落に

吹き抜けの家は家全体をお洒落にしてくれるが、リビングスペースを広い吹き抜け構造にするなら、同時に、リビング階段を合わせて設置するのもよいだろう。実際、吹き抜けのリビングとリビング階段をあわせて採用する人は多い。吹き抜けにより明るく開放感がある広々としたリビングができればそれだけでもお洒落だが、天井が高い部屋を空中へとのぼり、上階へと続いてゆくリビング階段があわされば、部屋全体の開放感はさらに高まる。

icocochi伝える「吹き抜けの家」で押さえておきたいポイントは

では、吹き抜けの家の押さえておきたいポイントはどこにあるのだろうか?また、それらに対して、どのように処置をすればよいのだろうか。

上階の面積と天秤になる

家を開放的に、風通し良く、明るく、お洒落にしてくれる「吹き抜け」構造だが、その一方で、デメリットがないわけではない。その代表的な例が、吹き抜けを取り入れる分、上階の床面積が減ってしまう、ということである。これは考えてみれば難しいことではない。吹き抜け構造にする、ということは、天井をなくすということだが、その天井は上階で利用できる床の面積そのものである。目で見て、わかることである。

これは、吹き抜けを採用する最大のデメリットだと言えるが、視点を変えれば、選択の問題とも言えるだろう。上階の床の面積を選ぶか、それとも開放的な広い吹き抜けの部屋をつくるか。どちらが建てたい家なのか考える必要がある。また、吹き抜けを採用し、さらに上階部分に広い収納スペースや寝室を望むのであれば、家そのものを大きくすることも一手だ。

掃除の手間も考えること

吹き抜けの家を考えるならば、掃除の手間についても考えておくべきだろう。これは意外と見落とされがちなデメリットのひとつだ。というのも、高い場所にある窓のホコリ取りなど、吹き抜けの部屋は意外と掃除の手間がかかってしまうのである。

吹き抜けの上階部分にある窓は、確かに掃除に手間がかかる。例えば吹き抜けの窓の外側だが、外部にさらされている分、雨風による土ホコリや泥、花粉はもちろん、クモの巣などの汚れが生じることは避けられない。

しかし、それらの汚れを除去しようと思っても、簡単には掃除することができないのである。吹き抜けの窓と接している外壁や屋根に掃除のさいに利用できる足場などがあればまた話は別だが、そういったものがない場合、高所にある吹き抜けの窓に向けて脚立を立てかけたり、あるいは専門業者に清掃を依頼しなければならない

吹き抜けの窓の内側も、屋内だからといって、掃除が必要ではないわけではない。むしろ、吹き抜けの窓の内側には結露ができやすいため、そのまま放置しているとカビ汚れまで発生してしまう。

確かに、結露防止の窓ガラスなども登場しているが、完全にカビ汚れを防ぐことはできないものだ。そのほかの対策としては、窓の近くに狭い通路を設置して、それを使って掃除などの保守点検を行う、というものがある。

一般に、「キャットウォーク」と呼ばれる通路は、吹き抜けの部屋のデザインとうまくマッチすることができれば、悪いものではない。部屋の明るさは遮られてしまうが、窓の掃除を重視したい人であれば、キャットウォークを採用することも一手である。

だが、最も掃除で手間がかかるのは、吹き抜けの天井に設置した「天窓」や「シーリングファン」の汚れである。天窓の掃除であれば、屋根にのぼって作業をすることが最も考えられる方法だが、リスクがともなう。シーリングファンのホコリにあたっては、事前に清掃方法を考えた間取りなどにしなければ、掃除をすることは少々難しいだろう。

いずれにせよ、屋根の形状、天窓やシーリングファンの大きさによっては、専門の清掃業者に依頼するしかないため、コストがかかる点は注意が必要になる。

維持費は必要なもの

吹き抜けの家は、照明器具の交換やクロスの張り替えといったメンテナンスにおいても、通常より手間やコストがかかってしまうものだ。吹き抜けの場合、照明器具やシーリングファンは基本的に高所にあるため、交換や修理が必要になった場合、高い足場をわざわざ組まなければならなくなる。

もちろん、あらかじめキャットウォークを設置しておいたり、間取り上の工夫を施すことはできるので、空間のデザインや予算とあえば是非とも活用してほしい。高い足場を自分でつくって上にのったり、バランスの悪い姿勢で作業を行うことは危険だ。

クロスの張り替えについても、吹き抜けの部屋のメンテナンスでは、コストはかかるが専門の業者に依頼するようにしよう。

家族のプライベートや音に配慮を

吹き抜けの家はフロアの隔たりをなくす大きな空間ができるため、家族の距離を近づけてくれる。つまり、直接お互いに顔をあわせていなくても、家族の声や気配を感じやすい造りになってくれる。これは、家族がお互いに親しみを感じられる一方で、1人ひとりのプライベートについても、しっかりと確保できる住環境づくりが必要ということでもある。もっと具体的に言えば、吹き抜けの家では、音の問題に配慮しなければならない。

吹き抜けのリビングは、家全体に音を響かせやすい。もちろん家の間取りや防音の設計によってある程度は対処できるが、リビングで話す声、音楽を流したりやテレビから大きな音が発生したりすると、家中に伝わりやすい。来客があったとき、吹き抜けのリビングで話をすれば、その話はほかのフロアや部屋にいる家族にも聞こえてくるかもしれない。もしも静かに過ごしたい時間があるなら、お互いに配慮できるよう話し合うことも必要だ。

音の問題については、掃除や片付け、料理などの普段の生活音にも言える。吹き抜けのリビングで掃除機を使ったり、物を動かしたり、食器を洗ったり、といった音は、通常のリビングよりも響きやすい。

また、音の問題でもっともデリケートなのは、二世帯住宅の場合である。同じ家に住む家族とは言え、世代が異なることで、仕事や食事といった生活リズムが異なることは珍しくない。音が響きやすい吹き抜けの家ゆえに、すれ違いやストレスが生まれてしまっては、非常に残念だ。音に対して敏感な家族がいる場合は、吹き抜けの家を設計する時点から、防音対策などの配慮を施しておくのも重要になる。

ニオイについても事前に確認しておく

音の問題と同じく、吹き抜けの家では料理などで発生するニオイについても配慮すべきである。吹き抜けのリビングにキッチンダイニングがあれば、料理を行うことで、上階の寝室や書斎にまでそのニオイがあがっていくことは避けられない。上階の吹き抜けに面したスペースで洗濯物などを干している場合は、そのニオイが洗濯物に付着してしまう可能性もある。

幸い、吹き抜けの家は換気がしやすい構造になっているため、料理を行う際はこまめに換気を行うことをおすすめする。

ニオイの問題は、音の問題における防音対策のような処置がとりにくい。吹き抜けの空間を採用したがために、家全体にニオイがまわってしまっては残念だ。吹き抜けの空間で料理をするときには、窓を開けたり、ファンをまわしたりすることで空気の入れ替えを行い、ニオイが家全体にまわらないようにしたい。

光熱費は節約できるか

吹き抜けの家は採光性が良いため明るい。そのため、昼間の電気代の節約につながるといったメリットがあるが、その一方で、冷暖房の費用は通常よりも高い傾向にある。

通常の部屋よりも広くなる点に加え、高低差がある吹き抜けの空間は、冬であれば温かい空気が上にあがってしまい、夏であれば外気と日光の厳しさから屋内が暑くなりやすい、といったことも指摘される。

吹き抜けの空間の寒さ・暑さに対する処置は、エアコンの性能を上げることである。高性能のエアコンを吹き抜けとセットで設置できれば、冷暖房の心配はない。また、断熱性の高い構造を家全体に採用することも有効である。現在の家づくりでは、断熱性・気密性が非常に優れた家を建てることができるため、暑さ・寒さに対する処置はできるはずだ。

icocochiのすゝめ「住居の性能と理想どちらも取るならSE構法」

建物の構造的に考えたときに、住居に吹き抜けを設けることは構造を弱くする要素になる。特に、構造計算をしない在来工法で吹き抜けを設ける場合、頼れるのは設計士の腕のみとなってしまう。

必ず構造計算を行うSE構法では、大きな吹き抜けを設けることによって発生する不安要素を考慮して設計を行っている。住居の性能を担保しながら理想の家づくりを叶えるなら、SE構法についてプロに話を聞いてみることもおすすめしたい。

取材協力
icocochi(渋沢テクノ建設株式会社)
高崎のSE構法登録工務店
icocochi(渋沢テクノ建設)
icocochi(渋沢テクノ建設株式会社)

高崎市・前橋市を中心に家づくりを行う、「icocochi(渋沢テクノ建設株式会社)」のスタートは1978年から。高崎市内におけるSE構法登録工務店、重量木骨の家プレミアムパートナーとして、強固でハイセンスな木造住宅を手掛けている。

icocochi公式HPへ

電話で問い合わせる

究極の注文住宅アイディア選集編集部とは

「究極の注文住宅アイディア選集」では、家づくりを楽しむ人にとって「アイディア」となるような全国の美しい住宅を紹介している。究極の注文住宅を建てる工務店の想い、美しい施工例から、あなたの家づくりのアイディアに繋がるヒントを見つけてみてはいかがだろうか。

icocochiが描く「住」とは